「あと１回鑑定を受ければ大金が入る」「これで最後の鑑定です。」「この鑑定の後に宝くじが当たります。」などと言われ、辞め時がわからないまま鑑定を受け続けてしまいました。
Aさんからよく話しを聞いてみると，Aさんは気持ちの優しい方で、鑑定を辞めると鑑定士に申し訳ないという気持ちから鑑定を辞めることができなかったようです。
当事務所に連絡をすることで、騙されていたことに気づき、結果、600万円の内8割相当の480万円が返金になりました。

ひとつの占いサイトを登録したら、他の占いサイト・出会い系サイト・資産家を名乗る者からのメールが多数届くようになり、合計で10サイトを利用してしまいました。利用したサイト名や運営事業者がわかりません。
Cさんは、10サイトすべてをクレジットカードで利用していました。調査スタッフがカード加盟店と連携をとり、運営事業者割り出し、決済代行会社を割り出しました。
最終的には、カード加盟店から決済全額が返金となりました。

コンビニで電子マネーを購入して、占いサイトを利用し続けましたが、家族に知られるのが怖くて、支払った電子マネーの一部を捨ててしましました。返金可能でしょうか。
Bさんは、家族に内緒で進めることが第一優先でしたので、郵便局留めで関係書類を送付し、委任契約を締結しました。連絡も極力、メールやLINEで行いました。
紛失してしまった電子マネーについては、購入したコンビニを覚えていたので、調査スタッフがこのコンビニを調査し、被害金を算出し、詐欺業者の拠点を探しだしました。
結果、2サイト合わせて約650万円が返金になりました。

副業を探していたDさんは、かねてから興味のあったせどりのノウハウを購入しました。購入費用は、１００万円と高額でしたが、「儲かるまで完全サポート」との説明がありましたので、振込み決済をしました。しかし、そのノウハウは全く儲かる方法ではなく、サポートも最初の１、２回あったきりで後は放置されました。Ｄさんの１００万円の支払い方法は、銀行振込みであり、カード会社への抗弁ができませんでした。よって、法的手続きを行うことを前提に業者と交渉を行い、７割相当の７０万円が返金となりました。